PET画像とCT・MRI画像との組合せ

より高い発見率のために

PETは従来の検査機器に比べて高いがん発見率を誇りますが、MRIやCTなど他の検査機器と組み合わせることにより一層のがん発見の効果を発揮します。
PETが得意とする臓器は、
脳腫瘍 頭頚部がん 肺がん 乳がん
食道がん すい臓がん 結腸がん 直腸がん
子宮がん 悪性リンパ腫 骨腫瘍 悪性黒色腫
などですが、PETに使用される薬剤がやがて尿となって排泄される事情から、腎臓、尿管、膀胱といった部位は薬剤が集まって邪魔になり、判別しにくくなります。また、前立腺がん胃がん肝臓がんなどは他の検査機器のほうが適している場合があります。
したがって当センターではより診断精度を高めるためにハイクラスのMRIとCTを設置し、コンピューターの特殊技術でPET画像との重ね合わせ画像を作成します。



PET−CTからさらに世界初のPET−MRI
がんの有無に関してはPET検査は他に類を見ない発見率の高さですが、そのがんが臓器のどのあたりにあるのかという詳しい位置情報についてはCTやMRIのほうがよくわかります。したがってPET画像にCTやMRIの画像を重ね合わせることが大変有用であることはご理解いただけると思います。

現在、CTとの重ね合わせは一般的になりつつありますが、MRIとの重ね合せについてはまだ世界でも臨床で行われてはおりません。MRIは被曝の心配がまったくなく、また1.5テスラの性能のものになりますと大変高画質です。当センターではMRIが得意とする頭頚部や骨盤部に関しては特にこれを多用することによって、
精度を高く、被ばくを少なくすることをめざします。当施設が選択した島津製作所のPET装置は独自の技術により重ね合わせの精度が非常に高く、PET装置とCT装置が一体となったいわゆるPET/CT装置に劣らないコンピューター処理技術をもっています。
PET



CT・MRI