CT検査
CT検査とは?
CTについて
CT(Computed Tomography:コンピューター断層撮影)検査とは、からだを透過したX線をデータとして集めてコンピュータ処理をして、からだの断面画像を得る検査です。当院で使用している フィリップス社製128列マルチスライスCT “ iCT SP” は、高速撮影により、動きの速い冠動脈(心臓のまわりの動脈)の撮影や、短い息止め時間での広範囲撮影が可能です。また新しい画像再構成技術 iDose を搭載しており、従来の画質を維持しながら被ばくの低減が可能です。
CT検査のメリット
レントゲンでは得られない詳細な画像が得られる
CT検査はX線を使用するため被ばくを伴いますが、レントゲンでは得られない詳細な画像が得られます。広範囲の撮影も可能で、造影剤を使用した検査では、血管や各臓器への血流など、より多くの情報を得ることができます。また、得られたデータをコンピュータ処理することで、いろいろな角度での観察や3D作成もできます。
撮影時間が短く負担が少ない
検査にかかる時間も5分~15分と撮影時間も大幅に短縮され、患者様の負担が軽減されます。