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神経内科

診療内容

診察の結果を受けて、適切な治療や病院を紹介します。診察は予約制で、時間をかけてしっかりと診せていただきます。診断と治療方針が定まったら、お近くの医院などで治療を続けていただきます。

脳・神経・筋肉疾患

認知症、パーキンソン病、めまい、むずむず脚症候群、末梢神経障害、脊髄小脳変性症、筋ジストロフィー、頚椎症性神経根症、手根管症候群、顔面神経麻痺、眼瞼けいれん、片側顔面けいれん、ジストニア、三叉神経痛、脳血管障害、多発性硬化症、筋委縮性側索硬化症、睡眠時無呼吸症候群、レム睡眠行動障害などの病気を脳神経内科専門医が、神経生理学的検査とMRIなどを用いて診断をします。

以下のような症状がある方は、ご相談ください。

  • 手や足のしびれ、手がふるえる、手に力が入らない
  • 歩きにくい、よく転ぶ、ふわふわする
  • 目を開けにくい
  • 足がしびれて眠れない
  • 顔、頭、手、足などの痛み
  • 急に意識がなくなる
  • 物忘れ、新しいことが覚えられない、できていたことができなくなった、道に迷う

頭痛外来

片頭痛という特別な頭痛があります。30代の女性の 5人に 1人がこの頭痛に悩まされているといわれています。その多くの人は10代から頭痛が始まり、月経周期と関連することも多いです。市販の痛み止めを飲んで済ませている方が多いですが、痛み止めを飲む頻度が多くなるとその薬のせいで頭痛がひどくなる場合があります。適切な治療を行えば、頭痛の頻度や程度を大幅に軽減できる可能性があります。小中学生の片頭痛も重い症状がある場合は、治療が必要であり、ビタミン剤で軽減する場合もあります。

そのほか、緊張性頭痛、群発頭痛、大後頭神経痛、三叉神経痛などがあります。また鼻の病気(副鼻腔炎)、眼の病気(緑内障)、脳の病気(脳腫瘍、硬膜下血腫、くも膜下血腫)などでも頭痛が起きます。ぜひご相談ください。

医師紹介

神経内科専門医 金桶 吉起(かねおけ よしき)

ご挨拶

私は1984年に名古屋大学医学部を卒業、岐阜県の中津川市民病院で医療研修をスタートしました。そこで4年間救急医療や一般内科、脳神経内科の診療にあたりました。その後名古屋大学大学院に入学し、パーキンソン病、脊髄小脳変性症などの神経疾患の診療と研究を行いました。電気生理学的な診断手法(脳波、筋電図、末梢神経伝導速度測定など)も習得しました。そしてパーキンソン病の運動障害について学位論文をまとめ、1992年アメリカ、エモリー大学の大脳基底核研究の世界的権威である DeLong 先生のもとで大脳基底核の基礎的研究とパーキンソン病の定位脳手術に携わりました。1995年に帰国、愛知県の生理学研究所准教授として MRI や脳磁図を用いた視覚生理学の研究と同時にパーキンソン病やしんせん、不随意運動の定位脳手術を名古屋大学脳外科とともにおこなってまいりました。2010年から和歌山県立医科大学生理学第一講座教授に赴任し、MRI による脳機能研究を続けつつ、定位脳手術も名古屋大学脳外科にて引き続きおこなってまいりました。脳神経内科専門医の資格は大学院在籍中に取得し、基礎研究とともに神経内科疾患の診療にも一貫して30年以上関わってまいりました。

 2024年4月から和歌山画像診断センターにて、30年の経験と MRIや電気生理学を駆使して脳神経内科疾患の診療に携わり、和歌山県の皆様の健康的な生活に少しでも貢献できるよう努めていく所存ですので、よろしくお願い申し上げます。

令和 6年 3月吉日
日本神経学会専門医、日本内科学会認定内科医
金桶吉起

 略歴
 1984年 名古屋大学 医学部卒業
 1984年4月~1988年3月 中津川市民病院
 1988年4月 名古屋大学大学院 医学研究科 博士課程(内科系)
 1992年 アメリカ合衆国エモリー大学医学部神経内科学講座 留学
 1994年 エモリー大学 Assistant Professor(1995年8月31日まで)
 1995年9月 岡崎国立共同研究機構 生理学研究所 助教授
 2010年4月 和歌山県立医科大学 生理学第一講座 教授